一期一YEAH!
いや題名…
徳島旅行2日目。
朝はすーちゃんが行きたがっていた日曜日の朝市へ。
今回レンタカーを利用しなかった私たちは電車での移動をしたのですが、四国の電車なめたらいかん。
リアル1時間に1本。
「電車は本当に走ってないです」と教えてくれていたのに…調べなさいよ私たち。
というわけで、無人駅にて1時間待つことになったわけです。
が、特に苦痛でもないわたしたち。
あーのどかだなー。
周りに何かあるのかなーとgoogle mapを見てみたらちかくにパン屋さんが!
週3日しか空いていない、ハード系のパンが人気のお店で朝ごはんを食べ、朝市へ向かいました。
初日にケンさんに「どこに行きたいですか?」と聞かれ、「メインは阿波踊りで、朝市も絶対行きたいです!」と元気に答えたすなみさん。
「え?朝市?どこですか?あ、問屋街です?ん?」
という反応を取られた意味が、ついてすぐにわかります。
ローカルがすぎる
前日食べたラーメンに入っていたすだちに感動を覚え、それを買うためだけに、ものすごいローカルに突っ込んだわたしたち。(スーパーで買える)(ローカル市場が好きなんだけどね。)
いやもうどう考えても浮いてた。
とりあえずすだちをゲットして、お酒でも飲もうと揚げたてのお惣菜と飲み物を買って食べていたら
「若いおなごは肌が綺麗じゃ〜〜〜〜」みたいなテンションのおじいさん登場。
全くいうことを聞かない犬を連れた彼、自転車をひき帰るのかと思いきや
隣に着席
若い頃に左官職人として全国を回ったという彼。バブルの少し前というその時代には20年という月日が必要だったそうな。
そうだよね。ほんとそうだ。
柔軟なつもりでどんどん凝り固まっていくからね、ここらでスポンジをカラッカラにして、また吸い込めるようにしないとだよね。(最近自分が頑固だということに気づき、敏感。笑)
「だから、徳島だけに居てはいけない!」と。
どうやらわたしたちのことを地元の子と思ったっぽい。うむ。出るよ、徳島!
本も映画も自分が必要としている言葉に出会う瞬間ってあるけど、人との出会いもそういうの、ある気がするなー。
同じはなしを3ループ聞いたところですーちゃんが「すだちを買い足す!」と宣言。
「若い子と話して若返った」といってくれたので、「またいつかね!」とお別れしました。
たぶんあたしだけだったらあと3ループは同じ話聞いてたと思うわ。
そしてやっぱり最初から最後まで犬は言うこと聞いてなかった。(「帰るぞ!」って言ってもあっち行くあるある)
わたしが旅行がすきな理由は、知らない人たちの日常をすこーしでもこの目で見られるからです。
だからなるべくそこに住む人と話したいし、その地のものを食べたい。
今回阿波踊り期間中ということで全くホテルが取れず、ゲストハウスを取ったんだけど、これが本当によかったんだよね。
わたしもすーちゃんも「綺麗なホテルで!」というこだわりはなく、むしろゲストハウスの方が「おもろいことありそう」だったんだけど、とにかく支配人のケンさんの心配りの細かさ。
冒頭の通り車を持っていなかったわたしたち、鳴門市内の送迎を全部してくれて、阿波踊り以外ノープランだったわたしたちの好みを聞いて、丁寧に旅程まで考えてくれました。
ゲストハウスで過ごす時間すべてのお客さんに満遍なく気を配っていて、これこそサービスだな、と思いました。
その街の人がどんなイントネーションで話し、何を大切に生きるのか。
ちょうど阿波踊り、今年は色々と問題になっていてタイムリーですが、それぞれが大切なものを守りながら日々を過ごしているのだと思います。
ほとんど宿にいなかったので、一緒にお酒を飲んだりはしなかったけど、四国を回っていた3人の先生たち、ラオスを拠点にしているカメラマンの方、1人で来ていたフランス人の女性、すこしでもお話ができて楽しかったです。
「またいつか」の確立は限りなく低いかもしれないけれど、それでも顔を合わせた時間があったこと。
そういうのも、旅行の醍醐味だよね。(徳島旅行記まだまだ続く)
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