空港
旅行においていちばん好きな時間は
空港に向かうリムジンバスの中
ここに行こう!と決める時も
いちばん満足できるプランをあれこれ探す時も
準備をする時も
もちろんその日程中も楽しくてしょうがないんだけども、
始まってしまうとあっという間だから、スタートのその瞬間がいちばん楽しさを噛み締めているのかもなー、なんて。
流れ行く景色を見ながら、ぁあ旅立つのだな、なんてわくわくしんみりする時間が好きです。
そして30過ぎて気づいたことがひとつ。
わたし空港好きっぽい。 え
先日の松山空港で、こんなものを見つけました。
これね、出発ゲートに入ってしまった人と、お見送りに来た人がインターホンを使ってお話ができるというもの。
これ昔からあるの?
こんなのドラマしか生まれないじゃん。
わたしが見たときは、お父さんらしき人が中に、外にはお見送りに来た奥さんとちいさな娘さんが。
小さな手でおっきいインターホンを持ちながら、なにかを話しているわけです。
もうなんかその姿見るだけでもらい泣きしそう。(やめて)
いや実際、普通に今日行って明日おとん帰ってくるくらいかもしれないのよ。
奥さんとか心の中で「はよ行けや」って思っているかもしれないよ。
それでもガラス一枚、これから違う時間を過ごす隔ての1枚に、くぅっとなるわけですね。
そしてそんな家族を見ていたら、となりに心配そうに一点を見つめる年配の女性が1人。(早く乗れ)
その目線を追えば、大きなバックパックを背負った青年が手を振って飛行機に乗り込んでいくではないですか。
どんな気持ちで、彼は手を振り前を向いたのだろう。
母はどんな気持ちでその背中を見つめるのだろう。
もはや子の気持ちなのか親の気持ちなのかどっちに感情移入してんのかわかんなくなる30歳。
その日乗ったボーイング787
335席に乗り合わせる人のさまざまな想いを積み飛び立つ機体。
まべつにこれ新宿駅でも起こり得ることだからあれなんだけど、それでもそこに"空を飛ぶ"という憧れがのるから、よいのだろうね。
そんなことをしみじみと思いながら、羽田への帰路につくのでした。(着陸後3秒で爆睡)
ANAの
HELLO BLUE
HELLO FUTURE
全ての人の滑走路になろう
というコピーが好きで
この場所からどこへでも行ける
そのばか広い可能性が好き。
この日は七夕のちょっと前。
空港に置かれた短冊飾りにもこんなメッセージが。
"あなたの未来が夢で溢れますように"
くぅってなって(2回目)
きっと子供用であろうこともスルーして1枚したためてまいりました。
いいこと書いてるっぽいけど
それ七夕に願うことじゃなくて
君の仕事の取り組み方しだいだね。
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