日帰り弾丸!愛媛・松山8時間旅
2018 / 07 / 01
9:30
ANA 585便 羽田→松山
ものすごくどこかに行きたかったわたしは、
同居人が出張で松山に行っているのをいいことに、日帰り松山旅行を決行。
なんせJuly 1st。
この日を無駄にしてしまっては、夏の始まりに出鼻をくじく、そんな感じです。(あゆ世代)
30分の遅延もありつつ、松山着11:15。
近い、松山。
せっかく行くからには何か1つ旅の目的が欲しい!
そんな想いから「みかんジュース蛇口からでるやつを見る」に設定していたわたし。
到着ゲート出て3秒で目的達成。
手軽な伝説だなおい。
「今じゃないなー、んでもせっかくだから飲むかー?」と迷う私を横目に
「今ビタミンC摂ったら焼けちゃう。」と美意識高い同居人(地黒)。
とりあえずスルーして、リムジンバスで市街へ向かいます。
松山の中心地「大街道」まで610円。時間は30分ほどでした。
愛媛出身の方にオススメしてもらった宇和島の「鯛めし」を食べに「郷土料理 五志喜 本店」へ。
取り急ぎ郷土料理全部お願いしますセット(メニュー名忘れた)をセレクト。
厚みのあるブリンとした鯛のお刺身。
つけだれにとろろと薬味を入れ、そこにお刺身をつけこんでご飯に乗せて食べるそうです。
なんでしょね、お刺身、表面がキラキラしてる。キラキラというかギラギラというか
鯛ってぺらーんとしていて、すっといなくなる控えめなイメージがありましたが、
ぎゅっと詰まった歯ごたえのある感じ、なんかこう、マッチョっぽい。(語彙力)
口の中がお米とお刺身でいっぱいになる幸せを感じながらいただきました。
お昼ご飯のあとは、腹ごなしもかねてお散歩。
次の目的地へ向け、アーケード街をつっきって10分ほど歩きます。
その道中、超美味しそうなジュースバーをみっけました。
もう、みかんです。
みかんの種類すごいです。さすがです。
蛇口でジュース飲まなかった私よ、今しかない。
暑い日にうまっ。
スイカジュース。(みかん飲めー)
松山城へはロープウェイで。
乗り場の入り口にはこれでもかと顔はめパネルがありますので、とりあえずやります。
(城主よしあきくんと2ケツ)
あつーい1日でしたが、とってもよい風が吹いてきもちよし。
足元を見ればこんなコピーが。
(ほい、しっかり堪能しました。)
正岡子規のふるさとであったり、夏目漱石の「坊ちゃん」、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の舞台となった松山は、その文化的な土壌を軸に「ことば」による地域おこしを行なっているそうです。
いたるところで、素敵なことばに出会えるんですね、素敵です。
よい天気だなー
知らない場所へ行って深呼吸すると、身体中の空気が入れ替わるような気がしてとってもすきです。
そこが高い場所だとさらに好きです。
時間もないので天守閣には入りませんでしたが、蛇腹状になって防御力に優れていると言われている石垣をぐるりと堪能。
(「この石垣は山の民だったらひょいひょーいだろうなー。」とおもっているであろうところ。byキングダム)
日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつである松山城。
立派だねー、残り続けるというのはすごいねー。
この日は本当に暑くて汗ダラッダラ。
汗だくになったところで、路面電車に乗って最後の目的地へ。
道後温泉です。
汗だくになってお風呂に入る、最高ですな…
このために松山城に行ったといっても過言ではない。(過言)
温泉後は、定番のこれ
いやいや。飲みませんよ。
なんせ我々にはあれが待っていますからね。
湯上りのビー・・
と思ったら、案外居酒屋が少なく観光案内所に駆け込む。笑
丁寧に案内してくれた女性2人の居酒屋の価値観が合わなくてねー。
「あそこ、ほらあそこ」「え?あれ居酒屋じゃないでしょ」「え?でも食べ物とかさ…」「あれは居酒屋じゃないよ」「そっかぁ…でも…」
とりあえず行って判断するから場所教えて…
いやぁでもご丁寧にありがとうございました。
道後温泉出てすぐに地ビールのお店はあったのですが、「地ビールじゃないんだよ…」と変な玄人気質を出した結果、なんとか干からびる直前で居酒屋IN。
ご夫婦で営まれている「福々亭」(だっけな?)さんで無事おいしービールにありつけました。
同居人ちの家訓はしっかり守れたと思います。
(ビールの前は何も喉を通すべからず)
空港へ向かうバスの時間まで1時間弱。
カウンターのお母さんに注文すると、「おとうちゃーん!じゃこカツーー!!あとはもーー!!」って厨房のお父さんにオーダー告げる、ただいま系居酒屋でした。(なにそれ)
(はも♡あ、ちなみにじゃこ天よりじゃこカツのがすきだった!)
きっちり飲みきり、おみやげを買い東京へ。
帰りに乗った飛行機では着陸直前、こんな風景に。
ボーイング787(通称ドリームライナー)では、LED照明でレインボーにできるんだって。
もう東京ついちゃう…という気分のなか、なんだかがんばろーって思えた瞬間でした。
実は今回で3回目だった松山。
1回目は学生時代に地元の友達と四国めぐりの時に。
2回目は大学を卒業して1年ぷらぷらしていた後の、ようやく仕事が決まったその日。
職場の愛媛出身×2に「松山いくよー」って言っても
「え。なんで。(低音ボイス)」て言われるほど"なんもない"場所と聞きますが、
わたしはとっても好きな場所です。
どかーーーんと打ち上げるエンターテイメントがなくても、
ずーっと変わらずにそこにある
あぁそうそう、こんな感じだったな〜っていう感覚と一緒に思い出が戻って来て
あぁ〜ほんっとバカだったなぁとか
あの時はあの時で、必死だったなぁとか
なんとなーくいろんな想いを感じる転機に訪れる場所なような気がします。
たった1日、なんなら8時間。
それでもまるっと私の中の空気を入れ替える十分な時間でした。
楽しかったなー
楽しかったねーってしつこい羽田からの帰り道。
ちなみに最寄駅到着後、どうしてもあと1杯飲みたくて近くのワインバーに行ったのは
ないしょです。
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